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こんにちは、こちらは立教大学探検部公式ホームページです。

内容についてActivity Report

群馬県利根郡みなかみ町 湯檜曽川本谷


活動日

201292627

活動場所

群馬県利根郡みなかみ町 湯檜曽川本谷

隊員

CL上野、SL堀地、本多、柿沼、西村

タイムスケジュール

927

1900 目黒駅集合

西村がさっそく30分遅刻

34年生と行く初沢だというのにいい度胸である。

はじめての本多カーだったのでみんな興奮。

持ち主に聞きもせずおもむろに買ってきた飯を食いだす女性陣。スキヤノギュードン!

本多が上野が買ってきたサラダをおならのにおいと言いまくっていた・・・。

 

1930 西村登場。目黒駅発

 

    水上インターを出て、コンビニへ

    お酒とつまみ買う

 

2300 谷川岳 ロープウェイ駐車場着

    明日の荷造り

 

2400 就寝

927

430 起床

朝食をもそもそと食べ、準備完了!

530 出発

時間通り出発できてまず一安心^^

 

まだ薄暗い中歩き始める。今回は1日いっぱいいっぱいになる予定の遡行だったので、皆の足取りも普段より軽く、速い。

 

1845 JR巡視小屋 到着 休憩

 

715 武能沢出合

つるっつるの武能沢を下る。ここで沢靴にはきかえる。

いよいよ沢登り開始。たかまるぅぅう〜

 

 

F1 魚止めの滝

 

 

なんかこのいろいろ写真おもしろい

 

いいかんじの撮影スポットがあったので、みんな記念撮影。

それぞれ考えうる最もセクシーなポーズ^^

どーん

 

 

これが噂の学校の廊下を水浸しにしたような淵

トポの表現が秀逸すぎる

さんむぅぅっ

 

十字峡を目前にして気が緩む

記念撮影^O^

 

 

1000 十字峡着

なんと死んだ鹿が十字峡の中心に横たわっている!まだ目がキラキラしている!

 

    

 

「・・・。」

 

十字峡までが予定通りだったため、気が緩みだす

ホンダ、かきこがウォータースライダーをしはじめる

見ているだけで寒い。よくやるなあ・・・

 

寒いので岩の熱をうばう!

 

1210 垂直滝10メートル

ノーロープでいけた。かきこはほんとに成長していると思う

 

 

 

1300 40メートル大滝

 

大滝下部は簡単に登れたのだが、上部に時間がかかった。ここで1時間半は使ってしまった。写真だとわかりづらいが上部はかなりの規模でのトラバースルート。上野がリードするが、滝上のビレイポイントから滝上部下が全く見えず、声も届かず、うまく意思疎通ができず、苦戦した。慣れたパーティーならば声が届かなくとも、次に何をすべきか、もっとスムーズに状況判断して行動できたかもしれない。

今回の場合は、上野がリードしてみると思った以上にトラバースしたルートになってしまい、後続メンバーの確保が困難(もし落ちると大きく振られてしまう)であることが分かり、どのようにメンバー全員が滝上まで登ることができるか、悩んだ。

堀地はトラバースルートで登ったが、上野が滝上から巻き道を見つけ、後続3人は巻き道をきた。巻き道とは言え、右岸のヌルヌルの小滝を登るルートだったので、上から確保。はやくこの巻きを見つけられればよかった。

 

1500 40メートル大滝上

大滝上で出会う峠の沢をツメて清水峠へでる予定。

であったがどうやらここで峠の沢でなく無名の枝沢にはいってしまう。大滝で思った以上に時間を使ってしまっており、もう少し先まで行って様子を見てくることもしなかったのがいけなかった。

 

なんとこれまであれだけ写真を撮っていたのに、ここからの写真は一枚もない笑

 

それはこの後我々がどれだけ苦戦したかを物語っている・・・。

入った枝沢は高度をあげていくうちになくなり、あとは猛烈な藪こぎとなる。

 

1620 清水峠の稜線にでる。

後はただひたすらに下山。旧国道を行き、白樺避難小屋を通って武能沢出合。そこからは朝通った新道をもどるのみ。下山道は全体的にゆるい道が長々と続くかんじ。ヘッドライトでの下山になってしまったため、よかった。

 

2100 谷川岳ロープウェイ着

お疲れさまでした〜〜(白目)

 

感想

 今回は、平日に沢合宿を行った。探検部で我々の代になってはじめての上越の沢だ。去年はずっと丹沢だったので、谷川の雄大な沢に感動し、やたらと写真を撮ってしまった。

 かなり時間は押したが、現役だけで上越の沢に行って、無事帰ってこられたのは自信になった。

 ただ、大滝のタイムロスは経験不足が浮き彫りになった。大きくトラバースしたルートでいつも通りの上からのロープ確保ができない場合、リード以外をどう登らせるのか知らなかった。後で聞いたところによると、こういう場合はロープをルート上に張って、各自その張ったロープにプルージックを結び、ずらしながら登っていくという方法があるらしい。

 やはりいろいろな想定外のことのある沢合宿では、知識と経験を持ったリーダーが必要である。新人育成とともに、リーダー育成もまた、我が探検部の課題であると今回のCLを通して感じた。